炭に白蓮 1/山田圭子


超面白いがな!!


柳原白蓮を題材にした少女漫画と言えば

を読んだときあるけど
あまりにも悪意丸出してゆうか美談に語られ過ぎた?白蓮をテッテ的にこきおろしてたのが斬新ではあったものの
吉村作品は誰かしら悪役にしないとあかんのか!とうんざりしてしまったの><。
誰かしらにも言い分はあるし誰かをかばえばほかの誰かが傷つくのが世の中っちゅうもんでねえすか★
白蓮にしても悪しざまに言う人もその勇気を讃える人もいるのが世の中で
当の本人はバッシングこそ多けれ苦しみの方が大きかったんじゃあねえのお?(有名税というにはあまりにも?)



今回読んだ「炭に白蓮」もドキュメンタリーというよりオリジナル寄りの創作ではあると思うけど
その分事実に縛られない羽ばたきでめっさ読み応え♪な爽快感。
キャラクターこそは少女漫画らしい美男美女でオトコマエではあるものの(主役のみならず女中頭や炭鉱の少女まで!)
舞台背景や筋立ては青年誌に載っても違和感のないリアリティで
愛の無い結婚をした二人がそれぞれに必死に生きる姿の真摯さにしびれました。くう~!

成り上がり炭鉱王・伊藤仙右衛門は華族令嬢・燁子との結婚を政財界への足ががりとしか考えておらず
その若さ美しさなぞには心動かされない硬骨漢と描かれており
燁子もまた妾腹の姫君として人形のように扱われてきたものの聡明な気高さと誇りに満ちた女性として
筑豊の田舎町で凛と生きる女性です。
二人には恋愛感情こそないものの互いに一目置いてる感じ?で戦友のように共闘してるのに
ここからどうやってかけおち事件まで持っていくのかとハラハラしまするる。



なにしろ冒頭の炭鉱シーンが強烈でね、
青柳裕介ので昔読んだから当時は女性も上半身裸でヤマに入ってたのも知ってたし
炭鉱景気で花街も賑わい中には騙され前借で縛られて搾取されてた時代、
女には一人前の人権なんか認められてなかった時代をどう現代女性に読ませるか・・ハードルたけえ!

(麻生たろさの祖父?太賀吉が登場したり燁子のいとこにあたる大正天皇とのつながりがわかりやすくて良かった)


これまたラストまで注視したい作品どすな。まだ二巻出たばっかみてえよ☆




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