学校へ行けない僕と9人の先生/棚園正一



不登校児の体験が実体験に基づいて再構築された作品やそうなけど、
もちろん個々人によってそれぞれ事情は違うろうし不登校本人が一番つらいんであろうけど
この主人公の場合は甘え(甘やかし)に感じた・・・・・。

一人っ子でお母さん専業主婦みたいだし裕福そう?で
挫折を感じたことないから些細にコトに立ち向かえない子になったんじゃ・・・・・?

兄弟が居れば人生の早い時期に「どうにもならないこと」はあるんだ・と困難に直面してある種諦観を覚えるのじゃないかと。
泣きわめいてもどうにもならないことは世の中にあふれてると分からせるまでが親の責任?
毒親でもあかんけど子供可愛さに先回りしすぎるのも優しい虐待というよね・・・。


棚橋くんの最初のきっかけは担任の理不尽な暴力だったけど
学年が変わって担任が変わっても周囲の友達が構ってくれないと居心地悪く感じたり
無理してクラスの人気者になろうとしたり
私立中学で優等生になろうとめちゃめちゃ勉強がんばってもいまひとつで
結果が出ないとすぐ投げ出す根気なさ★
・・・・これらすべて承認欲求が肥大してることを示すよね。

ちやほやされたい、人気者になりたいと思うのは誰にでもある欲求だけど
どこにでもいる凡庸な自分であることに折り合いをつけられないのが問題で、
例え取るに足りない自分であっても恥じることなく生きていくことが大事なんや。
誰からも認められなくても世界中から否定されても自分は自分だ・と思える強さが。

もちろん向上心は大事だしコンプレックスをばねにして伸びる子もおるんじゃろうけんどさ。



棚橋くんの9人目の先生はあこがれの鳥山明先生で
ドラゴンボールに夢中になった棚橋くんを励ましてくれて
それで最終的には漫画家として食えるところまで行けたんだから恩師ではあるろうけど
鳥山先生視点で言えばファンサービス以上のことはしてないように見える・・・なあ。
世界的大作家である鳥山明に対面できただけでも天にも昇る光栄だったろうし
不登校児が会いたがったからといって一々会ってたらきりもないからとても幸運だったろうけども。


物語としてもスカッとしないし不登校児問題の解決策にも応用できない本だなあと。
(理解の一助にはなる?)
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