戦争にチャンスを与えよ/エドワード・ルトワック
うっわ~!!
うすうすそうなんじゃないか・と思ってた事柄をぐいぐいと突きつける戦略家から見た事実★
一見逆説的ながらなるべくしてなるパラドキシカル・ロジック。
平和は戦争によってのみもたらされ
戦争は平和の果てにのみ起こりうる。
人道的介入は戦闘の火種を残したまま凍結することに過ぎず
人材が枯渇し資源資産を消耗しきれば嫌が上にもケリはつくのに
それをさせないのはかえって戦闘状態の継続につながり戦闘が続くうちは復興もはじまらない。
ツチフツの虐殺やシリア情勢が落ち着かないのも
国連が難民キャンプを隣接する場所につくるから復讐の連鎖が止まらないのだ・と。
(介入するのなら50年でも腰を落ち着けてやらなきゃ意味が無い むしろ害悪にしかならないと)
冷たい方程式。
どちらにも義もあるし言い分もあるからこそ紛争になるのに
そこを無視して仲良くしろったって無理よのう><。
太平の世はいつまでも続かないし
一度始まった紛争は片方が完膚なきまでにのされない限り終わらない・・・・!
戦争に勝ったって得るものは決して多くはないし
敗者とても全てを失うわけでもない。
そこから再び立ち直ることは勝者も敗者も同じ道?
理想論や正義感が譲り合うことなくぶつかればそれは互いに傷つけあうしかなくて
たとえ名誉を犠牲にしてでも敵に敵を味方につけてバランスをとることが戦略的勝利なのか。
(より多くの国で同盟を組み劣勢に立たないこと、過信と油断が敗戦につながる)
後半で出てきた「オデュッセイア」と並ぶホメロス叙事詩「イーリアス」の引用で
男は戦いを好み女は戦う男を好むという『生命の法則』がショッキングやわ・・・。
この法則を拒む国は子供が産まれなくなって人口減少によって滅ぶ・という論。
なんか本田透が「電波男」の中で『かわいい子ほどDQNに持ってかれる』と嘆いていたのを思い出したけど
DQNは「戦う男」だから繁殖できるのかも・とオモた。
その戦いが賢明かとか勝敗の結果とかにはこだわらず戦う姿勢に女は惚れるのかも。
それくらいしか売りどころがないからモテのためDQNの道をすすむ遺伝子戦略??
ゲイやトランスジェンダーや女性を尊重するフェミニストは子供をつくる機会が少なく
女性を踏みにじる暴力的な男が結果的に子供を多くつくるのなら
平和主義者は不能であり自滅していく運命と決めつけられても否定しきれない><。
実際宗教的に見ても人口が増大してるのは圧倒的にイスラム圏で
キリスト教をはじめ先進国のほとんどは少子高齢化が進んで滅亡の灯火・・・?
(ナイジェリアの人口増加が殊に顕著で米国をもうすぐ超えるとか)
なあ、人口問題もどうなっちゃうのか。
ワテシが世界人口を意識しだした当時は33億くらいで
ブルーハーツが「ハンマー」って曲で48億の個人的な憂鬱、と唄ったし
ブルゾンちえみが35億五千万て言ったのは♂だけだから♀も入れれば71億てことなんろうが
最新ニュースで74億と聞いたような・・・・?加速度おそろし!
結局人間が二人いればなんらかの不平不満は出てくるわけで
ここまで人口増えたら戦争起きないことのほうが不思議ってことなんか★なんかフラグ立ってる??
ルトワックさんはあえてショッキングな言い方をしてる気がするけど
平和ボケの太平民の眼を覚まさせるにはこのくらい言わないとね、っというかまだ優しい部類かなー。
チビリそうにびびってしまいます!おっかねよう・・・!
スポンサーサイト