本格小説が始まる前の長い長い話

本格小説〈上〉 (新潮文庫)本格小説〈上〉 (新潮文庫)
(2005/11)
水村 美苗

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序文が5ページ、
続けて前文?が200ページ以上。^^
ほんと長い。長いのに濃くて面白い☆


なぜこの小説を書くに至ったか、を自らの人生を振り返りながら語ってるんですが
17歳のとき父の取引先の大金持ちのところで運転手をしていた青年・東太郎
その後アメリカン・ドリームを掴み取り、大金持ちになってゆく。(ベニハナの青木よりも!!)

一時期は父の会社で働いていたこともあり幾度かの邂逅もあった著者のところに
現在は行方不明の東の人生を知る青年・祐介が現れ
その人生を語り始める。


あまりにも小説のような話であった






つうわけで水村さんは三作目の小説「縦書き・私小説」を書くつもりだったのが
この「本格小説」になっていったのでしたと。

それはかけ離れたようでその実、入れ子状態に内在する構造になり
なによりこの話を書くことを人知の及ばぬ存在に与えられた仕事としか思えない神秘体験と受け入れる。




本編はなんかE・ブロンテの「嵐が丘」みたいらしい。
それを日本に移植したような?

もちろんそのままでなくて風土の違いや結末はさかさま?になってるとか。



「嵐が丘」はもちろん未読な浅学ちよこれすが
ガラスの仮面で冒頭シーンだけは知ってるお!^^(←それは知ってると言えない><)



なんかこのヒースクリフがかっこいいんだよね、確か。



東太郎がねー、なんか文中では一言もイケメンだと言ってないのに
イケメン以外で脳内再生できんくて☆^^

痩せ型長身だけで(うほっ)なのに
神経質そう?で人間嫌い?で守銭奴で
野卑で中卒でナイーブで

時代遅れなクリスマスパーティの内面の苛立ちを爆発させるようなダンスシーンがクラクラするほどときめいた♪^^
くはー、カアッコイイ!!



そして思いつめたように語る青年・祐介の存在がなんかHOMOっぽい?(潜在的に)





本編面白くないわけがないがな!!・・・と期待して読み始めまるす☆超わくわく!
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