断髪のモダンガール―42人の大正快女伝 /森まゆみ


明治快女伝、昭和快女伝、大正美人伝(林きむ子)などは読んでたったのに
これは未読だったわん★

長い黒髪を切り旧弊から解き放たれた勇気ある女性たち。
「青鞜」の意識改革を中心に短い大正時代を駆け抜けた彼女たちを紹介する本ですが
白黒補正もあるに美人揃いですなああ・・・!

ことに文庫版の表紙にもなった望月百合子は現代の目で見てもモダンな美貌、
ちょっとアンヌ隊員のひし美ゆり子系?目がぱっちりして輝いてる☆彡
ご本人にも直接お会いして当時の話をいろいろ聞かせてもらったのがこの本の底脈みたい。


生田花世の夫の春月とか美男子と言われてるとそっちのお顔も見たいけど見ないで想像するが花?


夢二と晴雨のモデルで有名なお葉(佐々木兼代)さんたら
夢二と同棲したのは15歳、晴雨とは12~14歳だったとかどびっくり!!今なら児童虐待よなあ。

白秋の最初の妻は人妻を寝取った?不倫だったのは知ってたけろ
二番目の人は遍歴を重ねて最後は座敷牢でンコまみれで亡くなったとか美人だけに悲惨やなあ・・・
白さんだけが悪いんじゃないにしてもよ><。。。

らいてうも心中未遂の森田草平とは肉体関係無かったそうやけど
青鞜社員の遠藤清子も岩野泡鳴と同棲して身を許さず『霊が勝つか肉が勝つか』と騒がれたとか。
そんげな「真珠夫人」みてえなのがあっちこっちにあった時代?^^

エロは未遂にあり!と思うのでわくわくしてしまいもすた。のほ!

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最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常/二宮敦人


わあ凄い面白かった☆

変人の総本山みたいなところやんな♫^^

上野動物園にこんげな人間動物園が隣接しとったとわ★
筆者の奥様はゴリラ系創作者?で彫刻科の現役藝大生。
女性でも肉体を酷使してパワフルに作品に打ち込むカッコよさを感じます。

美術系の通称「美校」と音楽系の「音校」が並び立って東京藝大はありますが
日本の最高峰の芸術教育機関である藝大はパンピーにはうかがい知れぬ変わり者の巣窟だった。

作品にすべての情熱を表現する「美校」は身なりにも構わず時間にもルーズでも許されるが
正反対の「音校」はなにより時間厳守であり身だしなみにも厳しい。・・・それは
自分自身が商品でもあり集団でつくりあげる芸術だから!






などで美大受験の厳しさ凄まじさはなんとなく知ったけろ
その国内最高峰である藝大受験はどれほどの難関であるか・どれほどの天才たちが集約されてるかと想像もつきませんヌ。
しかも入学できたからってその先が有利になるかなんてなんの保障もなく><。
望む道で食えてる子なんてほんの一つまみ?で多くは不本意な道に進み
中には消息不明になる子も珍しくない・・・・だの
仕送り数十万が珍しくない(衣装やレッスン代でそのくらい当たり前にかかる)だの
3歳くらいでその一生を決める進路を選ばされてイヤでイヤでしょうがなくても今さら他の道を選べない
・・・・などなどのデメリットを聞くと凡才であったことがむしろ幸福に思えてきたり・・・・?^^


急に叫び出して失踪するくらい追い詰められる子が毎年後を絶たないなんて
どれだけ創作の苦しみは強いのか・とも思うけど
そのくらい自分を追い込む子の方が優れた作品を残す率が高いというか、

漫画家でも締め切りを守るのは社会人の最低限のルールではあるけど
読者の心に残るのは失踪する方だったり
人気作家のタイトロープこそが作品の緊張感を高めてたりとかあるものなあ!



芸術はなくてもいいものだけどやっぱりなくてはならないもの
という言葉に感銘☆


有名になることやお金もちになることだけが目的ではない
道に選ばれた天才たちが佃煮になるほど?いるという現実にモエました🎶ぬほほ!

はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言 /栗原康


村に火をつけ,白痴になれ――伊藤野枝伝/栗原康でなんだこいつ・と思った栗原氏。

クソニートはこんなこと考えてるのや!とびっくり☆
アナキストがどうこう、ブルジョアがどうこう、ルンペンプロレタリアートがどうとか言うてるけど
一見憎むべき搾取者としての資本家をあげつらっているようで
働きたくない・たらふく食べたいというのは責任を負わず他人の汗水の上に楽をしたいという
貴族生活からノブレスオブリージュを差し引いた虫のいい話やんけ。

生活テロリスト?



大学院まで出ててこの国語能力??というのもあったり。
センテンス短いのはむしろ読みやすくて歯切れがよかったりするし
難解な言葉を使えば高踏な文章になるってわけじゃないにしても
ひらがな多めで誤読しやすい字面が読みにくいわア><。

奨学金何百万も背負ってるのに年収20万とか80万とか返す気がないのは詐欺っていわね?
親の年金で食わせてもらってる分際で麦とホップやらたばこやらたしなんで
彼女ができたらその扶養に入れて欲しいとか
こーゆ虫のいい男が増えてるんやろなあ・・・。



ご尊顔が載ってて拝んだらイケメンと言える範疇の優男ね。
金と力は無かりけり?^^
浮浪者の残飯喰ってればいいと思うよ♪

(飽食ニッポンじゃなければ餓死するタイプと思う★)



原節子の真実/石井妙子


おそめ―伝説の銀座マダム の石井さんが原節子の評伝もかいたと知り、読む☆


ほおお・・・原節子自体も名前くらいしか知らなかったけんぞ
むしろ戦前・黎明期からの日本映画の一生のようなパノラマ!

おそめさんも寡黙な方で本人から聞き出せた話はほとんどなかったそうだけど
原節子に至っては一切の取材を拒絶してたにも関わらずこれだけのものを書けるなんてなんたる取材力☆彡
でっち上げではなく数多の資料・証言を収集したから到達できるラインかと。



原節子・本名会田昌江は裕福な生糸問屋の末娘として生まれながら
関東大震災や金融恐慌で家業が傾き、苦しい家計を助けたいと女優の道に入ります。

その初主演映画はドイツの肝いりで撮られた「新しい土」というプロパガンダ映画★
誇り高い武家の娘が新しい満州という土地で生きるという役どころ。
戦中も国威発揚で出兵する弟を気丈に応援する姉などを清廉に演じ美人女優として名を馳せます。


しかし15歳の彼女が飛び込んだ世界は川原乞食と呼ばれた役者の世界でも一段蔑まれた当時の映画社会・・・。
スキャンダル渦巻く世界で「永遠の処女」と呼ばれるに至った足跡を追う。



・・・てゆうか原節子って一昨年まで生きてたんだ!!(享年95歳)
病弱な姉や震災PTSDで精神を病んでた母なんかもいて
節子を映画界に引き込んだ姉夫である熊谷久虎・カメラマンになった実兄と共にその世界で生きていきますが
実際の稼ぎ頭でもあり引退後は貯金と不動産で堅実に資産運用(それで長者番付にも乗るほど)。
けれどひたすら地味にひっそりとすごしたその余生は家族のガードに守られて・・・。


結婚しなかったこと、水着などお色気仕事や進駐軍接待などを拒絶した気高さ。
役の上でも凛とした気高さを感じさせる役が多くイメージが定着したが
元々引っ込み思案でとても頭のいい少女だったという。



日本人離れしたくっきりとした美貌は今見るとインドやアラブの王族の姫みたいにも見えますにゃあ☆
ご両親も美男美女ですぐ上の姉も女優の妹以上の美人だったそうやからどんだけキラキラファミリーだったのか。^^


小津や黒沢といった名監督がこぞって使いたがった女優で
縁談も降るほどあった彼女がなぜ独身を選んだのか・・・
あらゆるゴシップ・推測あれどあえて断言を避けつつ。

本人からの言葉を得られなかった以上迂闊なことは言えませんが
彼女を伝説にまでまつりあげたのは一切を謎に包んだミステリアスさゆえなのか・・・・?



戦中国威高揚に尽力した映画産業が敗戦と同時に手のひらを返し
内部告発のふりをした責任転嫁で尻ぬぐいをするあたりに国民性を感じてゾクゾクしました。
集団心理コワイ!!

生きることはキレイ事では済まないのやろけど
彼女の生き方が清潔だからこそライオンのような風格で周囲を圧倒したのかも。



歴史は残酷でだからこそ立派な人を浮き立たせるということか。(時代の風紋)

のび太・ジャイアン症候群―いじめっ子、いじめられっ子は同じ心の病が原因だった/司馬理英子


のび太もジャイアンもADHDという、大胆な決めつけから書かれた本。

ほ~ん、ADHDを日本にはじめて輸入した人なんや★
(育てにくい子を注意欠陥・多動性障害と名付け治療の対象としたアメリカの発明らしい)
ADHDの四文字で済むものをわざわざ「のび太・ジャイアン症候群」と言い換えてくどいほど繰り返すのが鬱陶しい><。


メタボなんかもそうだけど使い勝手が良すぎる概念は医療機関の陰謀というか
謀略・利権的なものを疑いたくなるなあ・・・。
だいたいこの本で言うADHDってほとんどの人がひっかかるよね、
片づけが苦手だ・とか字が汚い・とか注意力散漫・人見知り・などなど・・・・
あげく非行や犯罪への性向が強い・とまで決めつけ><><><。
リタリンや抗うつ剤で普通になると言われたら、そりゃ子育てに悩む人は飛びつくんでね?


いじめられっ子がいじめっ子になることはよくあるしその逆も?
どっちも弱い子がしわ寄せ的になるもので強い子・賢い子は加担せんやろ・・・。
そもそものび太もジャイアンも普遍的でどこにでもいるタイプだからこそ作品に描かれて世界中に共感されたんじゃろうに。


ワテシはデヴだし痩せたいと万年思ってるけど世の中全部がナイスプロポーションになる必要ないと思ってる。
太ってるから魅力的なおデブキャラもいるし太りたくてもなれない体質や貧困があるように★

それと同じでADHDだからこそ人と違う発想で偉業を成し遂げた人だっておるわけやし(天才・奇人のレベルで)
全部病気扱いして治療の対象にするのは危ない気がしるのん・・・。

(だけどもし自分の子がそうかも・・・と思ったら治せるものなら治したいと思うに決まってる。そこが危険!
程度にもよるんだろうけんど・・・)



著者は4人の子を米国で産み育てつつ医師としてのキャリアを積んだ方。
そして長女と次男、本人自身もADHDと診断されてう。
薬物処方で落ち着いた・と言うてなさるけど、それって反抗期が終わっただけじゃ・・・・・^^;





4冊もシリーズ出してるの?いかに悩んでる親が多いか・という需給に思える。アチシは今更いいって!(諦観)
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麗藤ちよこ

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感動したり興味を持ったりしたことを
節操なくミーハーに書きとめています。
主に読書日記。(腐傾向・雑読)

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