MUJIN -無尽- 3巻まで/岡田屋鉄蔵




一巻→感想から通読。


岡田屋さんの絵って上手いけど丸太ん棒みたいな印象だったのが
一般誌に行ってからのほうがぐっとソフィスケートされた気がするんやけど・・・♡
魅力増大。

幕末の志士・伊庭の小天狗こと伊庭八郎に焦点あてた時代劇どす。
隻腕の剣士とかめっぽう荒い道場の修行シーンとか「シグルイ」の元ネタかや?・・・と彷彿☆

実在人物だし史実をベースにしてるんね。
伊庭八郎 幕末ガイド
作中で色白美男と讃えられてるけどホンマやん!
小柄ではあったが名門道場の跡継ぎで剣術エリート、
モテモテだけどストイックな士道の鑑みてな男はんやったみたい・・・(^^♪


いよいよ新選組の面々も登場するのけど
ごぼうのごとき長身色黒な沖田と試合ったシーンはまるで赤胴鈴之助やんすか!りんりん☆
貧乏道場の倅ながら人望厚い近藤・ゴロツキあがり?な土方も不良の魅力でステキ!
山岡鉄舟がまた大人物の様相だったり・・・・。

でもここまでで抜きんでてるのは八郎パパである秀業(銅四郎)の生き様・死に様。ご立派すぐる!
このパパの背中を見てきたからこそ?



既刊は今4巻まで?じっくり描いてほしい作品やんす♪


「勝てば官軍」の勝者からの視点ではない幕末史を描き切ってほしいのす★
クーデター起こした側と阻止しようとした側の両面の声を聞きたい。




んむ?岡田屋さん改名されてたなんか知らなかったワ。
OKDY enter
web comicのところにあるのは同人作品かにゃ?「無尽」の原型ぽいのもあるね、進化っぷりが途轍もねえ!!
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わんわん明治維新/押井守 西尾鉄也


ま・・・・・・・・・・ったく期待してなかったのに意外なほど良かった。

幕末ものドラマに感じてた違和感て視聴者への媚びというか
キャラに感情移入したがる国民性ゆえに辻褄が合わなくなる矛盾?

司馬史観と言われるフィクションの部分が独り歩きしちゃったこととかね・・・><。



戊辰戦争のそもそもに関心が出てきたものの、
いまだにその全体像がつかみきれてないアテシに「そうだったんだ~」とガッテンボタンを押させつつ
スキャンダラスに下世話な視点からの解説が身になりました♪^^

坂本龍馬が嫌いで勝海舟は好きとか贔屓を隠さないところにも好感☆

判官びいきと言われる滅びゆくものへの同情・の正体は
「市民」不在の革命だった維新においては町民たちはオブザーバーで高みの見物
いくさはさむらい同士でやるものであってどっちが勝とうとしれっと日常生活を送ってた・・・・とかさ。


これってなんだか政治に無関心な現代とあんま変わってない気がしたり。^^;
いわゆるパヨクとか野党勢力がわめいてることにピンとこないのは
いつだって被害者目線で責任を取ろうとしないことが原因かと。
わが事としての切迫感がないというか★もちろん自分を含めてだけど・・・・
署名やデモで何か変わるとも思えないし、かといって行動したらそれはテロ?


押井史観としてはペリー来航から日露戦争までを繋げて語りたかったみたいなけど
ごくごくさわりをかなり軽薄に語った感じでそれがアテシ程度の歴史オンチにも飲み込みやすいスタイルで
流れとしての幕末~明治維新を把握できた気がするのん☆

絵もわんわんでキャラが立ってて見やすい。
犬たちが権力という棒切れを争ったという視点の闘争劇で
まぜっかえしつつも矛盾は控えめでよかったのん。

幕末日本のクーデター―錦旗に刻印された官軍の野望/星亮一


明治維新というクーデター/星亮一を読んで戊辰戦争の全体像が鳥瞰できた気がしたけど

こっちはまたその一回りスケールが広がった・というか
ペリー来航~日米敗戦までの総括の様相で・・・・

歴史の授業では駆け足ではしょられてしまいがちな部分?ではあるけど
むしろそこんところが一番大事な現代日本の成り立ちなはずなのに
ある意味すんごく説明しづらい矛盾のかたまりだったわけで><。


つーかEDちんこの様にやわらかめなアテシのおミソでは理解しにくい硬い文章らったから読みにくかったのけど

井伊直弼が惨殺された桜田門外の変
岩倉具視が女官だった姪に毒を盛らせた・と噂された?孝明天皇崩御が歴史のターニングポイントかと★


これまでに見たドラマとかでは井伊直弼は漢奸天誅?と悪者のように描かれてた記憶けど
井伊直弼自身は開国派っつうか諸外国の圧力に屈して日米和親条約を結んだことを憎まれてたわけで、
でもそもそも他の道を選ぶことが可能だったのか・と。
むしろ情勢が見えてた有能だったからこそ井伊大老は革命的な英断を憎まれた??ぽい。
今でいえば総理大臣が国会議事堂に向かうところで殺されたようなものというテロリズムなわけで・・・


アベガーていう人種と錯視してしまいそうやけど
誰かを悪者にすることで自分を正義の位置につけたがってる輩ほどうんざりするものはないな・と。
善悪二元論はあまりにうすっぺらく誰かを不幸にすればその分自分が幸福になれるとでも思ってるのかと><。





孝明天皇は明治天皇のパパで幕末最後の天皇、
降嫁した和宮のお兄ちゃんらったそうやけど
佐幕派で幕府の味方、力を合わせて国難を乗り越えようって立場。
(のわりに幕府に「なんとかしろ」っていうだけで決断できない男?)

倒幕を目論む薩長連合には邪魔な存在で彼がこのタイミングで死ななかったら
朝廷は幕府もろとも廃止されてたかも・・・?フランスやロシアの王族が根絶やしにされたように・・・。



それがうまいこと傀儡として利用できたから軍部は暴走したり
責任は「陛下のご聖断」に被けて勝手ができたんじゃね?というのが星さんの視点。

そうかもねー。
アテシも常々皇族ってセレブというよりスレイヴじゃね?って気がしてたのけど。
(だって基本的人権も剥奪されてるし監視されてるみたいで可哀相!自由にしたげて・・・)
人柱みたいな存在やなあ、と。



大きなうねりのような歴史をあーすればこーすればと考えても
人間の力やましてや個人がどうこうできないのかもしれないけれど
それでも少しでもマシな方向に舵取りしたいのが人間だし歴史の事実からは学べることが多い・・・と
歴史オンチですらそう思ったりした一冊どした。うう~ん!(知恵熱)

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰/池田貴将


今となってはテロリストの親玉にしか思えなくなってしまった松陰センセイどすが

それでも死後にまで影響力を残すその言葉にはどれだけの熱気が宿ってるのか・・・と興味を持ったものの
完全に本を選び損ねた・というか

日めくりカレンダースタイル?で
一行ほどの言葉を勝手に解説してるだけ・ゆうか、
超訳とつければなんでも許されるわけじゃなかろ・・・と思いましたの><。


前後が見えないと言葉の印象はまるで変わるものだし
マスゴミの印象操作に似た手前勝手を感じてムカ☆イラ★あかんやろこれ!

大奥の女たちの明治維新 幕臣、豪商、大名――敗者のその後/安藤優一郎


明治維新というクーデター/星亮一と同じく敗者側から見た明治維新。
維新後150年という節目の年にもあたり封印されてきた実像に迫る研究が進められているようです☆

これまで「薩・長は勝つべくして勝ち幕府は負けるべくして負けたのだ」・・・という決めつけから語られてきた歴史。
果たしてそうなのだろうか?


この本は当時の記録・記憶を丁寧に掘り起こし
特に敗者となった側にスポットを当ててるのが新鮮でした。



江戸城無血開城はある意味だまし討ち?というか
一旦明け渡すことによって恭順を示しいらぬ抵抗で血を流すことを嫌っただけで
抵抗しなければすぐ戻ってくると信じてたのにそのまま天皇の住まいになった(現在の皇居東御苑)とか。
大奥の御台所だった天璋院篤姫は江戸城奪還に執念を燃やし実家である薩摩藩に書状を送り嘆願するが無視され怒りまくった・という一幕も★
八百万石とも言われた徳川家はわずか七十万石にまで減封、静岡への左遷?で
大奥は実質解散、三万人からいた家臣たちも路頭に迷う><。

それでも昨日までの敵方だった新政府に仕えることに抵抗があった幕臣たちには
無給でもいい・と静岡についていく者が多く、彼らが開墾したのが現在の茶畑のルーツだったり・・・!(シラナンダ)


んー、その後の塗炭の苦しみを予測できてたらもっと死に物狂いで戦ってクーデター失敗したかもの><。

津田梅子や大山捨松などの女子留学生メンバーたちは全員旧幕臣の出で
かわいい年頃の娘を異国の荒波に揉ませる決断は恵まれた立場なら遠慮したいようなものだったのろうねえ。




福沢諭吉や渋沢栄一などの明治の世の立役者たちも海外留学してる真っ最中に幕府崩壊して政権交代の憂き目だったり
幕府・幕臣出身の有能人材も重用されまくったのはそもそもの人材不足で
そりゃまー教育の機会とか素地もあって有利だったのかも?

薩長の目指した世界は廃藩置県による中央集権、世界に伍するための富国強兵?
地方分権体制の藩制度なままじゃ行き詰まっていたから必要な過程ではあったのかも。


にしてもあまりに急ぎ過ぎる転換は不満と軋轢を呼び西南戦争に至ったのもまた自然な摂理だったのか・・・・?




こうして俯瞰してみるとシムシティぽい?というか
こちらに介入すればこちらに不平が出たりかといってなにもしなくても滅亡しそうになったり
解きほぐそうにも入り組みまくっているのが人間の歴史なんでしょうかのう・・・・・・。
でもいっこいっこの原因を知ることで歴史を解明していくことは当時の人間たちの息吹を感じるようで
大変興味深いことでござんすなあ☆^^
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