神々の婚淫/砂床あい
因習モノの調教BL★
奈良さんの絵が艶めかしくてエロそうなので読んでみたが期待外れ><。
おらの理解力不足なのかもしんねども
孤島の秘祭のSEX神事がテーマならもっときちっと納得させるカタチに設計してほしい。
排他的集落の封建的な儀式に縛られてるはずなのに
シャンプーとかモーターボートとかの現代的な小道具が出てくると
なんでみんなこんな辺鄙なところから逃げないの?と疑問だし
そもそも調教ものへの否定になっちゃうけど
受けのカラダを開かせて男を受け入れる状態にさせる・・・・というのって
お約束的にお膳立てした調教師×受けになる話しか読んでない気がするのは
やっぱりそこが一番楽しいところだからなんじゃないのか!
だったら調教師なんて役割は最初から必要なかった・
つまり可哀相な受けは最初から居なかったんや・・・ウフフ♪と幻想論に辿り着きまんた☆^^
(海神役の受けがマレビトと村人の面前でHをする婚姻儀式だけど
素性も知れない初対面の男より気配りしてくれる世話役の男に心を許すのはあったりまえじゃね?)
奈良絵も悪くないけどなよっちくて
衣装も細かい柄がいかにもグラフィックアート系で和の魅力を感じません。ああ・・・!
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調教は媚酒の香り/砂床あい
は昨日読了☆
もっと暗い話かと思ったら
SM調教ものなのに甘め?のラストで
受けにとって一番理想的ななりゆきに思えた♪^^
BLだしこの辺に着地させた編集さんの狙いはバッチグなんではねえかしら。
(一稿の「痛すぎる・汚すぎる」とNG出たバージョンと読み比べてみたい気も、怖いもの見たさ?^^)
捨て子で愚図でのろま、施設でも虐められてばかりいた潤音は
残飯まであさる惨めな浮浪児から売り線ボーイ→なんでもやらせるM奴隷として生きていました><。
衣食住を世話してくれた田仲は潤音をペット扱いで犬レベルの世話しかしてくれない身勝手な男でしたが
そんな奴でも「ご主人さま」と崇拝し苦痛でしかないSEXと鞭を愛と信じようとする一途さが涙をそそります・・・。
ある日事業に失敗して財を失った田仲は失踪し
行き場を失った潤音はSMサロンで宗司一鷹というマスターに引き合わされる。
潤音の天性の才覚(嗅覚・味覚、記憶力が並はずれている。サヴァン症候群?)を見抜き
一流ソムリエになるべく勉強させる一鷹だったが・・・・・
ハイ!近年のBLノベルは二度三度の濡れ場はあったりまえ!!・・・なサーヴィスぶりですが
この作品は終盤の一回だけです。
だけどSMの服従調教シーンが艶めいて何度もあるので物足りなさはないですね。
ワインカーヴでのスパンキングと二プル貫通ピアッシングのシーンにぐっとキマシタ☆
デキャンタに強制放尿シーンはあかんかった><。
食べ物入れる容器になにするだ!捨てればいいってもんじゃあナイっしょ!
潤音みたいな弱者としてしか生きられん子って現実にもいっぺえいそうやけど
そんな子から評価すべき点を見つけて役に立てるお仕事と誇りを与えるご主人さまは
傍から見ると結局犬扱い・・・とも思うけど
信頼できるご主人さまと巡り合えた犬は
信頼してくれる犬を得たご主人さまと同じかひょっとしたらそれ以上?に幸せそうだから
犬でもええやんけ☆^^てにやつくちよこのしたの。うふん!
被虐の檻/砂床 あい
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「どろっとしてる」「マニアック」「陵辱風味」という作者さまのお言葉でおもわず購入決意☆^^
やっぱしライトなBLよりもJUNE傾向というか、ぞくぞくするようなドロドロ設定が好きやなあ♪
突き抜けたアホ話やどこまでもかわいい・・というのんも好きなけど
時々それだけじゃ足りなくなるの・・・・!><。
あらすじ
父が病床につき、その会社を継ぐために社長代理となった美暁(よしあき)。
秘書の柊は未熟な美暁の教育係としてサポートするが
あくまでも父の意を汲むカタチで実の息子である美暁以上の絆を感じさせる関係に焦燥を感じる。
幼い頃に離婚した母は双子の兄だけを連れ出し
父からも優しい言葉もかけられずに育った美暁は
誰よりも肉親からの情愛を求め、父に認められることだけを望んでその人生を生きてきた。
その成果を出せなくてストレスを溜めては成人後に再会した兄・美月(みづき)に甘えていた美暁。
それがみだらな関係であることを知った柊は「そんなに飢えているなら私が抱いてあげましょう」と高圧的に・・・・
ダブルファーザー/砂床 あい
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子持ちBLもジャンルとして確立されつつ・・・☆^^
子供が作れたってこたあ少なくとも片方はノンケなのをどう料理するか・が醍醐味だったりしますが
砂床さんのはヒネリが利いてておもろかった♪(エロはもうちょい増量希望!)
あらすじ
32歳のバツイチエリート・知章は元妻の葬儀で目を疑った。
喪主である年下の夫の傍にいるのはどう見ても自分の血を疑えない幼児が・・・!
離婚後の一度の身に覚えがある知章は跡継ぎを欲しがる両親のためにも子供を引き取ることを決意するが・・・?
ハイ、モテ男でエリートではあるもの結婚には向いてないことを自覚した知章は再婚する気はないんですが
せめて孫をつくって><。・・・と泣きつく両親に辟易してましたの。
元妻とは何年も子作りするも授からず・・・
働く女であり家事も苦手だった妻に出産・家事を要求する姑たちから守ってやることもできず破局した過去。
なぜ子供のことを教えてくれなかったのか
なさぬ仲の英司がなぜ息子・織斗を手放そうとしないか・・・?
英司はゲイだった★
それゆえに家族が崩壊した英司は誰よりも家族のぬくもりを欲していた><。
妻・栞はそれを承知で籍を入れ不毛な不倫から英司を救ってくれた・・・。
(家事万能で育児サポーターとして満点だし^^)
「もうママ父とパパ父でいいじゃん」という織斗のセリフがすべてを語ってるような?
同居して暮らすうちにお互いの美点に惹かれあう様がステキれした♪
織斗きゅんは二人のパパの良いところばかりを受け継いで
更なるイケメンになりそうな気配がロマンティックですわね。ホホ☆^^