曽根富美子傑作選 人間やめたくない! ~止まらないイジメ

(ぶんか社コミック文庫)曽根富美子傑作選 人間やめたくない! ~止まらないイジメ (ぶんか社コミック文庫)
(2011/04/09)
曽根 富美子

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んなわけでとりあえず見つかった曽根作品を再読してきて
記事書こうとしたら前記事に4拍手も!アリガトウ☆^^



読み返すたびにヘビーです><。
多数から攻撃され続けた人格の崩壊ぶりと
加害者だけを責めて済む問題ではない構造がつまびらかに描かれています・・・★



学校でのイジメを描いた表題作と
夫から妻に向かうDV、
そして幼女に性欲の目を向けるロリ野郎の家庭的な問題構造?を描いた
鋭すぎる視点とどうにもできない歯がゆさにあふれたまさに傑作選・・・・!


DVなんてまだその言葉すら一般化していなかった時代から
営々とものがたりに紡ぎ続けてきた曽根さんの偉大さ☆


たしかアチシがはじめて読んだ曽根作品は
「清流」という作品で→清流 曽根富美子 電子書籍ソク読み
(アマゾンデータ無いわ!何年発表の作品か調べたかったのに><。)

明治時代の女性の人権意識の低さに真っ向から戦いを挑んだ勇気ある女性の姿を描いて驚きを与えてくれなんした☆



ああ・・・・このイキオイで曽根富美子再読祭りを開催したいところなんやけど
肝心の?「親なるもの断崖」ですら何年も探してる状態で
(旧版の大型書籍がどっかにあるはずなのよぉ・・・・!)
そもそもアチシの整頓能力が低すぎるのも問題やけど
ぬまじりさんとかと違って版型や出版社や刊行時期とかバラバラで
作家ごとにグループ分けするのが難しいのよねえ><。
その分思いがけないとき遭遇して読むと感動も大きいけど☆^^



あ、未読やった

は曽根さんの幼少期の自伝的作品なんやってね。
二巻が出る気配ないけど><買えるうちに買おうかな?・・・・とオモたらいまや遅し
どプレミアが!!!はわっ★



あ、そうそう「人間やめたくない!」のラストに載ってる「あの日にもどりたくない」という書き下ろし小品?に
中原くん(チューヤよね?)と小林のキスシーンがあったんやけど・・・・


も腐れココロを刺激する名作やったよね♪ふほっ^^☆
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レジより愛をこめて~レジノ星子/~曽根 富美子

レジより愛をこめて~レジノ星子~ (ワイドKC モーニング) (ワイドKC モーニング)
(2015/02/23)


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えええ~!

ワタシは個人的には曽根さんは国が保護していいレベルの漫画家さんだと思ってるし
勲章と年金を授与して余生を楽しませてあげるだけの仕事を充分こなしてきた方だと思ってるよ★

特に衝撃を受けたのは遊郭に生きる少女たちを描いた

やなあ。(文庫版もプレミアつきまくってるねえ。再版すべき!)





まさかそんなお方がレジのおばちゃんにまでその身を堕してらしたなんて・・・><。。。。。


、って職業に貴賎をつける行為自体がとても卑しいし
レジ業務だってとても大事なお仕事・やってくれる人がおらなければどんな混乱が待ち受けるか・・・!

つかまーアチシも大昔就活にけつまづいてスーパーに勤めてた時期あるから
レジ業務も経験あるしその大変さは分かってるよお。
(大晦日の戦場ぶりも。アチシの一台だけでも100万以上の売り上げだった!)
つうても数十年前の勤務でPOSシステム導入前だったから
今はピッ!ピッ!で読み取れるしおつりも自動で出てくるから昔より楽そう・・・・とオモてた★
わずかな手ブレで二度読みしちゃったり
値引きシールがズレてたばかりに正規価格と二重読み取りとか
高性能には高性能なりの苦労があるのねえ・・・・!


それを分かりやすくコミカルに描けるのがやっぱり曽根さんの才能ね♪^^
シニア(五十代か・・・)になってから畑違いの職種に飛び込んで行けるバイタリティ、
自分の失敗を笑って自虐できるたくましさ・・・・・ステキ!!


こんな女ばっかりの職場じゃ意地の悪い人もいないはずないし(決め付け)
モンスター客に泣かされたことだって無いわけないよねぇ・・・・・?
それをあえて描かないのは
多分今もスーパー勤務が続いてるから、って理由もありそうだけど
愚痴はやっぱり生産的じゃないしその時はスカッとしてもあとでしこりが残ったり
自分も悪いところがあったかも?と後悔することがあると思うから
漫画という後に残るカタチにしないのは美学・・・?





それにしても曽根作品は刊行点数も少なくないし
それぞれに心に残る名作が多かったから
すっかり大先生という印象を抱いていたけど
そういえばあんまり増刷はかかってなかったかも><。
アテシにしてもファンのハシクレくらいではある気でいたけど
テーマが重過ぎてリピート読み率は確かに低かったしこのブログでもあんま取り上げてなかったわねえ、反省★

この作品は曽根作品にしてはココロ安らかに読めたし
接客業務の大変さに思いを馳せられるからレジ係さんに優しくなれそうな気。時々読み返そう☆
いくらネット通販が発達しても人は買い物せずには生きられないのだし
ネットの向こうにもやっぱり人がいるんだ、ってことも考えさせられるしね。^^


ありがとう!な気持ちになれる一冊でした♪

曽根富美子傑作選 パニック母子関係


曽根富美子傑作選 パニック母子関係 (ぶんか社コミック文庫)(ぶんか社コミック文庫)
(2010/03/10)
曽根 富美子

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以前「死母性の庭」という育児ノイローゼ?の話を読んで

今回のは出産をきっかけに一卵性母娘のようだった母子関係が崩壊する話でした><。


幼い頃から優等生だった娘が
本当の自分を失ったのはアンタのせいだ!!良い子じゃなければ愛してくれなかったくせに!!と母を責め
ひきこもり&家庭の暴君と化す恐ろしい社会考現学的なストーリーです・・。


以前読んだので(アマゾンにデータ無かったからタイトル間違ってるかもしんないけど)
「インプレッション」という作品の中で
家族に問題が出るのはそこが一番弱い部分で
問題そのものは家族全体に歪みがあるから
←意訳
という医者の言葉があったのを思い出しました><。
曽根富美子傑作選 家族再生~心理療法の現場から (ぶんか社コミック文庫)曽根富美子傑作選 家族再生~心理療法の現場から (ぶんか社コミック文庫)
(2011/04/09)
曽根 富美子

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↑表紙の子に見覚えあるし収録されてるのかな?



とはいえ問題の全く無い家庭なんかないし
親は親なりに、子に良かれと思ったことしかしてない筈なのにナンデ?!><。てゆう刻苦を切り取ったお話ですねい。

(ウチなんかは親がロクデナシだったために逆に楽だった部分もあると思うけろ)
親が自分の理想を押し付けて条件つきの愛しか与えなかったことの末路を壮絶な筆致で描ききってますな。

いつも重いテーマながら一歩たりとも逃げない作者の姿勢に壮絶ささえ感じました。
たかが漫画、と言われてきたメディアがここまで来たことに圧倒される★

文化勲章与えるべき!(←本気)

曽根富美子

死母性の庭―曽根富美子傑作選死母性の庭―曽根富美子傑作選
(2010/03)
曾根 富美子

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曽根富美子はちよこが最も評価する作家の一人です。社会派。

この本は児童虐待する母親の追い詰められた心理を描く表題作と
傍からみたら幸福そのものの家庭の崩壊を描いた「いのちの中の幸福」が収められています。


1993年と1987年に発表された作品ですが
その普遍的なテーマは古びることがありません。




封建時代の女性の自立を描いた「清流」、
中原中也を描いた「含羞はじらひ」

苦界に追いやられても精一杯生きようとする女性を描く「母なるもの断崖」なんかはもう凄すぎて感動なんて言葉じゃ言い表せない衝撃でした☆



ヘビーすぎるテーマが多いせいかすぐ絶版になってしまうことが多いんですが
一番再版を望むのは破天荒な老教授とその60歳離れた息子とを描く「ファーザー(全2巻)」です。


キリキリくる現実感だけじゃなくて
人の優しさ・柔軟性を信じる曽根さんの描くものがたりがもっと読まれるといいな☆と思います。



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麗藤ちよこ

Author:麗藤ちよこ
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節操なくミーハーに書きとめています。
主に読書日記。(腐傾向・雑読)

きわどい話題もありますので
精神的にお子様な方・シャレを理解なさらない方は進入禁止で★


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