生かされて。/イマキュレー・イリバギザ


ルワンダの虐殺を生き延びた女性の手記。
その後国連で働き米国男性と結婚した彼女が
いかに殺戮の日々を生き延び神との対話によって殺戮者を赦すに至ったかノンフィクションの迫力・・・!


1994年、アフリカのルワンダという国で突然の虐殺が始まったとき
NEWSは日々拡大していく犠牲者の数を読み上げるだけで・・・・
(当時の国連難民高等弁務官は緒方貞子さんていう日本女性だったこともあり)
なんとか介入できないモンなの???とヤキモキするしかできない当時でした><。あうう


結局いったい何が起きたのか、なにが原因できっかけだったのかはいつもいつも。
今んとこオラが得た情報によると植民地体制だった頃、宗主国ベルギーが
少数民族のツチ族に特権と権力を与え、支配される側だった多数派だったフツ族の恨みを買っていて
ベルギーが撤退?したあとにその走狗と見られていたツチへの恨みが爆発したんであるらしく・・・・・★

これってさー、日本のエタに近いんじゃ・・・?
非人と一緒くたにされやすいけど人権が無かった無宿人・犯罪者集団?だった非人に対して
エタはむしろ一種の特権階級で屠殺や解体を含む職能集団という側面を持つ、むしろ裕福であったとか。
イノサンの頃のムッシュドパリと同じで貧民への無償治療など善行を積んでもケガレとして嫌われてきたのに近い・のやろか。



ツチはそこまでの被差別民族じゃなかったにしても
・・・むしろ差別があれば軽蔑することで気が済んでた可能性??
長身で彫りが深い容貌や教育程度・裕福さなどで根深い妬みが
いうなれば拡大再生産され続けた貧困の連鎖がツチへの憎悪となり虐殺の火種となったみて。

混血も進んでてそんなにきっぱり民族対立があったわけでもないのに
フツパワーを唱える過激派がマスコミを扇動し
正義の執行と信じた民衆が殺さなければ殺される・とばかりに集団心理><。
(これもイジメに参加しないとイジメられる側になるのと同じ構造か)


突然始まった虐殺にツチ族たちはなすすべもなく
そのリーダー的立場であったイマーキュレーの父は
頼ってくる人々のために出来る限りのことをしますがそれはあまりに無力★
若い娘であるイマーキュレーはただ殺されるだけでは済まないと穏健派フツの牧師の家に匿われます。
見つかれば犯され惨殺される恐怖を狭いトイレ空間で
腰を下ろすこともできない窮屈さの中で6人の(のちに8人)女性たちは耐え忍びます・・・!
その極限状態の3か月間、物音も立てず飲食も最低限姿勢を変えるのすら交代で過ごす中
神の姿を見、対話すらした彼女をただの精神異常・幻覚と言う人もいるかもしれません。

しかし苦しみの中で正気を保ち、
愛する家族たちを殺した犯人たちへの憎悪とそれを赦そうとする気持ちに揺らぐ彼女の姿は
人間の尊厳そのものに思えました。ぐああ


大いなる神の愛、
罪を憎んで(罪を犯させる悪魔を退けて)弱きものたちを赦す強さ・・・・に圧倒されたのです。



100日間で虐殺された人々は少なく見積もっても100万人は下らないという。
1959年と1972年にもツチへの迫害はあったらしいしこりゃもー天災レベルの災厄やんな><。




なんか先月出た本で

下手に人道介入するとかえって長引いてこじれるんじゃね?って内容らしいけど
じゃあとことん殺し合いさせればええっちゅんかいな★残酷すぎる方程式じゃんすか・・・!

どんな戦争も平和を求める気持ちから起きるのだとしてもだな、(適当な言葉を代入でけない
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世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実 /ジャン・ジグレール


世界の飢餓地帯を巡回してきたスイス人であるジグレール教授が
幼い息子の疑問に答える形式でパンピーにも分かりやすく飢餓問題を語った一冊。

う~ん、根深いなあ><。


アフリカとひと口で語るのは無理があるんだろうけど
ソマリアの戦国乱世ぶりもツチ族とフツ族の遺恨も
民族が一枚岩じゃないことを示してるし、
まして「ブラックホークダウン」で浮き彫りにされた問題にしても
白人憎しで血祭りにあげられたパイロットたちは人命救助の任についた正義漢であり
そもそもの人質に取られたのは現地の苦境をなんとかしようと働く職員(国連だっけ?)たちで
『そんなん搾取に対するささやかな罪滅ぼし・パフォーマンスに過ぎない』てことなんかもしれんけども


あれかね、介護をしてくれる長男嫁を憎んでたまに遊びに来るだけの次男夫婦を可愛がるみたいな心理??




なんかこの本によると人口が倍になっても地球の生産力は人類を養える、と言ってるけども
だいたいおらが子供だった半世紀前は今の半分くらいの人口だった気がするし
アマゾンの焼き畑とか大規模な砂漠化が進んでるんでねえの?

そもそもが穀物ベースの計算では??



南北半球の問題にすり替え?てるけぞ
中国の富裕層とか見てるとさ、結局人は収奪できるところから収奪して
自分だけは飽食したい生き物なんではないかと疑う★
(んで飽食したらしたで成人病で命を縮める?)






んなー?
ふと思ったけど、先進国側の感覚で充分に食べられる生活を基準にしたら
飢餓に直面してる地域は悲惨の極みだけぞ
むしろ人類全体の歴史から見たら飽食してる方が異常なんでは???
農業技術の向上はあるけどそれでも三年に一度くらいは不作なのが当たり前と聞いたような?


そりゃ目の前に困ってるひとがいたら助けたい、
自分にできることがあればしてあげたいと思うのが人の情というものだし
情けは人の為ならず、で巡り巡って自分が助けられる場面も多いんだろう・とは思う。



だけどもし自分が寄付したお金がミルクでなく武器に変わってて
その銃口がこっちを向いてたとしたら・・・・と考えたらおっそろしくって募金とか気軽にできないよなあ★
(使用途を確認する義務?)




考えて答えが出る問題でも机上の計算でなんとかなるモンでもなさそうだけど
諦めずに投げ出さずに悩み続けなくちゃいけないんだろうなあ。ふう。(重責感)





著者はゲバラの信奉者?で活動を共にしたいと申し出たら
お前はここで戦えと意味深に言われたとか。
スイス銀行の不正を暴いたりその種は確実に育ってる・・・?んやろうか。

長いものに巻かれない生き方はしんどそうやなあ・・・・><。

刑務所特別房 残酷/安土茂


また刑務所実録モノ読みました。

作者は殺人の罪(正当防衛を主張)で15年間大阪刑務所につとめあげた方。
獄中関連の本を20冊も上梓されてるとか。


この本の内容はいかに受刑者が刑務官の胸先三寸で懲罰という名の拷問を受けているか、という告発本?でした。

革手錠を嵌められ身動きが取れない状態にされ
飯は犬食い・糞尿は垂れ流し・・・・と家畜以下の扱いをされることへの憤り。

無理な拘禁で死に至ったケースまであるのに
獄中の制裁は闇に葬られ最低限の人権すら守られていないこと、
受刑者は仮釈放をぶら下げられたら刑務官には絶対逆らえず
反省よりも「次はもっと巧くやる」ことしか考えない犯罪育成期間にしかなっていない・と辛らつです★


でも最後の方で金嬉老と対談したりして、いかに日本の刑務所が事なかれ主義か・って
ぶってるけど・・・・


そういやアテシ金嬉老って名前は聞いたことあるけどどーいう事件だったかよう知らんわ!と気付き今ぐぐったら
要するに「自分たち在日は差別を受けている!その闘争のために銃をとったのだ!!」ていうキチガイ論理?

そんなんするから差別されんでね?
呆れた選民意識><。
こんなんが一部ではヒーロー扱いされてたとか・・・・ねえ?
(韓国に強制送還されたあとも身勝手な犯罪・殺人を繰り返しつつ2010年82歳で没)


安土さんも元服役囚だったからソッチの視点からモノを見がちなのは当然かもしんねけど
刑務官からしたら海千山千の犯罪者・暴力的なやくざの構成員・理屈が通用しない半グレ、
社会ルールが守れない屈強な男たちをコントロールするためには
かえって情けをかけたりしたら舐められかねない脅威?に恐恐してたはずだと思うから
あんま同意できない内容でごわはんした。




最近特養ホームとかで隠しカメラによって介護士の暴力が告発される事件が頻発?してるみてえけど
逆に介護士の側がボケ老人に暴行されるのなんか日常茶飯事すぎて事件にもならんとか。
(今の年寄はなまじ体力あるしリミッター切れてる分常人よりも苛烈な暴力をふるうことがあるらしい><。)

介護の現場と刑務所の中の構造が似すぎててなんだか恐ろしい気がします・・・!
現実って残酷すぎるなあ><。。。

そして、死刑は執行された/合田士郎


ずっと以前、新聞の書評で知り読みたいなーと思ってた本。
(今回読んだのは1987年発行の旧版)

タイトルからなんとなく荘厳?な印象を受けたけぞ
読んでみたら「塀の中の懲りない面々」って印象☆

筆者は20歳で刃傷沙汰、殺人犯となった元死刑囚。
その後無期懲役に減刑され掃夫として死刑囚たちの世話をして間近に接し15年の囚人生活を送った人物。

1987年初版で出獄後すぐ書いたわけでもなさそうだから
その事件自体が風化してるというかアチシのトシ(約半世紀)でも知らない事件ばっかりであんまピンとこないけど
元戦犯だった人がチラっと登場したり
舞台の宮城刑務所は日本最古の刑務所であり元は伊達政宗の居城だったとか
歴史的な流れもうかがえて興味深かったどす。

この時代は検挙率も高かったけどその分?冤罪も多かったみたいで
無罪を訴え続ける死刑囚たちの悲痛な叫びも
それが真実ならこんな残酷なことはないし
かといって言い分を全部信じてたら刑務所はからっぽになるだろうし
神ならぬ身には罪と罰の問題は実に悩ましいものだと思いました。


とはいえ合田さんの筆致はなんだか明るく、時代的なのどかさもあってか
馬飯(麦の多いごはん)・小便汁(薄い味噌汁)しか与えられずにいつも飢えてたはずなのに
時には池の鯉を密漁?してさばいたり
女のいない世界でもかわいいアンコ(オカマ)とねんごろになったり
猫をペットにしてる者までいてなんだか平成のシャバより余裕あったんじゃね?という気さえしました。


以前読んだバタス 刑務所の掟という本でフィリピンの刑務所事情におろろいた(日本の常識が通じなくて)けんど
同じ日本の刑務所でも時代が変わったら外国以上に差異が出てくるんやなあ、と★



アマゾンレビューで「死刑推進派も反対派にもおススメの本」とあったけど
考える材料として有益な本やと思えた。

アチシは犯罪者の多くは知的障害者やなんらかのハンデを背負ったかわいそうな人なんじゃないかと思ってるけど
彼らが犯罪を犯さずに暮らせる社会をどうにか構築しなけりゃ犯罪被害に泣く人はいなくならないと
その困難で果てしない道を前に茫然とするばかりでござりやんす><。。。

極上のカンドゥーラは日本製☆

ビジネスの裏側 中東民族衣装も「日本製」が大人気


アラブ攻めが凛々しく纏う、あの真っ白い衣装は日本製なんやって!びっくり☆

アラブイケメンがその肌触りや風合いを愛着してくれてるなんて胸アツ♪^^(脳内擬人化中・・・★)
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麗藤ちよこ

Author:麗藤ちよこ
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昭和中期生まれの老嬢が
感動したり興味を持ったりしたことを
節操なくミーハーに書きとめています。
主に読書日記。(腐傾向・雑読)

きわどい話題もありますので
精神的にお子様な方・シャレを理解なさらない方は進入禁止で★


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