イノサン Rouge ルージュ 2/坂本眞一


最新刊読んでしまった・・・!

割にここまでがゆっくりじっくりした?流れだったので
もっと溜まってからイッキに読むつもりだったのに
この巻ではいきなり初代サンソンにさかのぼって
呪われた家系の歴史をひもとき、その因果の結実?たるマリージョゼフの生き様を
その美貌と聖女のような清らかさで初代を誘惑した処刑人の娘と比較するように並べ
兄嫁(シャルル・アンリの妻で農家出身)とのシーンも衝撃的やった・・・!

美しい頭髪を刈り上げたマリージョゼフのストイックは男を超えて人間であろうとする姿勢?
マルグリット(初代の妻)の男に思わず騎士道的な感情を呼び覚まさせるようなたおやかさ
その実食虫植物じみた罠のように描かれたり・・・・☆
初代サンソンを(愛する幼馴染恋人を他の男に奪われた)ドヘタレさと性欲と純愛の入り交じった
人間らしい矛盾のままに描くやら
マルグリットの姉が愛する男と駆け落ちしようとしたら男の身内に惨殺された姿
(けがらわしい処刑人の娘が跡取りをそそのかしたと逆恨み?)を見てしまった幼女マルグリッドのトラウマ><。

無垢を突き詰めるとグロの極みになるんやで!と突きつけるような
美しくも恐ろしいゴシックワールドでごわすなあ★gkbr!


新刊もまもなくsoon!


いよいよ革命の足音が聞こえてくるのか!?
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イノサン Rouge ルージュ (1)まで/坂本眞一



前シリーズから最新刊までをイッキ読み☆(一巻だけ読んだときの感想→コチラ

連載開始前から超WAKUWAKUだったけど
なるべく細切れでないカタチで読みたいナー・・・と考えてたんけど
辛抱たまらんくなって出てるところまで。


んー、なぜこの巻からをシリーズ分け?したのかが分からないほどスムーズにつながってた。
そして10巻も費やしたとは思えないほどの気を逸らさない構成の見事さ!!
絵もここまで細緻だと読んでて絶対疲れると思ったのに冗長さは全くなくて。

内容が薄いという印象はないのに読み終わってみると読み疲れしてないというか
とてもそんな大長編を読んだ気はしないの。
文字数が少ないからかなあ?


オノマトペを排除しきった静かな印象が特徴の作品ではあるけど
ドレスのレースや刺繍・フリルやドレープが過剰なほどの描き込みぐわい、
まつ毛やくちびるの艶などが偏執狂的に描き込まれているのが饒舌で豊穣な印象☆彡^^



作画はもちろん極限ビューティーだけど
キャラ造形がまた官能的でグロテスクと無垢さが同居してるトロンプルイユ?つうか

主人公のシャルル・アンリも繊細で柔弱な美少年から
偉丈夫で誇り高い威厳ある当主になるまでの成長が素晴らしいけんど
妹のマリー・ジョゼフの男装の凛々しさったらオスカルさまみてえじゃん★・・・てニヤニヤしてたら
むしろそれ以外のなんなのさという確信的犯行?らったのでのぼせあがった♪^^きゃああ!
(極上貴婦人コスプレとかっちょイイ男装のスイッチヒッター?)


ハイ、家業とはいえヒトゴロシを忌み嫌ったシャルル・アンリお兄様に対し
マリーちゃんはあのクソ婆あ、早世した夫や虚弱な息子をカバーして君臨したアンヌ・マルトおばあさまに良く似てなはる。
血は争えないすなあ☆
「女であること」の限界を越えられなかったおばあさまと
その限界を超えて死刑執行人として兄すらも凌駕しようとするマリーは
性差を超えて自我をプライドを獲得しようとしているのか・・・・・・・?


マリーちゃんのペドレイプ被害シーンも
シャルルが父に拷問されるシーンや
シャルルの親友貴公子・ジャンのホモ凌辱シーンに負けずのムナクソシーンだったけど
これがあるから後半の宝塚風キンキラミュージカル?が
トンチキを超えた幻想となっているのかしら・・?
(突然唄いだした?からびっくりすた☆ミュージカル漫画ですやん!)


うン、うン、この作品は坂本眞一テイストによるベルばらリミックスであるとともに
あらゆるミッシングピースをモザイク状に嵌め込んだグロッタ様式の歴史絵巻??
破綻無くつながっているのが奇跡な印象のお芸術??
カレイドスコープのように刻々と表情を変えていく人間模様が眩しいの・・・!


マリーちゃんに夢中になるアントワネット様の無邪気な短慮さ、
愚鈍に描かれることの多かったルイ16世も純情潔癖美少年として描かれ
髭の貴婦人・騎士デオンがマリーちゃんの味方として登場したところには快哉☆
シャルルのDT切ったお針子ジャンヌ(のちのデュ・バリー夫人)の逆レイプシーン、
男の快楽を知った途端に泣き虫から凄みがついたシャルルがヴァンパイアハンターDみたいになったり
あらゆる腐れカルチャーが核融合起こしたようなミクスチャーぶりが麻薬的に魅力的な作品やんすわァ♪


万人受けするわけがないけど、この過剰クオリティがオーバードーズなオーバーヒートでハレーションくらくら💫



今月新刊出るのネ!



また溜めてから読むわ♪^^

イノサン 1 /坂本 眞一

イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)
(2013/06/19)


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連載開始前から楽しみにしとったけど読むのが惜しくて?まとまるのを待ってたのについ
一巻だけ読んじゃった><。(誘惑に弱いの・・・)


あぁん☆予想以上に耽美で狂おしいものがたりでんた。
このキ/チガ/イじみた細密な作画ぶりぶりといい
ゴシックでルネッサンスで退廃的?な革命前夜のおフランスを活写する力量。

あ、そうそう。
このサンソンは何代目の話なんだろうなー、と混乱してたんけど
やっぱしルイの首を刎ねた4代目なんね!
家業を厭うヘタレぶりがもー炸裂しまくってるけんど
この子が時代の軋轢のなかで数千人の首を刎ねることになるなんか残酷すぎるわ~!(うっとり)

パパンに折檻拷問されるシーンもすごいエロかったけど
少女と見まごう美貌のシャルル・アンリ・サンソンのまゆげが無いのがすごい気になるナ。
金髪なら色素の薄さから無いようにみえる人はままいるけど・・・・。(意味ありげ)

シャルトワ伯の子息・ジャンも極上の美貌で
シャルルのはじめての親友になってくれたのに
初仕事の処刑台のつゆになるなんかあまりにも残酷やわ!ひっ。

ちゃんと貴族は貴族らしく平民は平民らしく描き分ける手腕といい
オノマトペを一切排除した静謐な画面構成とかブリリアントすぎて眩暈がおきそうやわ☆


わ~、もう
イノサン 6 (ヤングジャンプコミックス)イノサン 6 (ヤングジャンプコミックス)
(2014/09/19)
坂本 眞一

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まで出てるの?

この作画密度じゃさくさく生産は無理じゃろうし濃密なものがたり構成上まだまだ巻を重ねるんじゃろうのう。
狂おしく、完結を待つ☆

「イノサン」読んできた

ヤングジャンプ 2013年 7/11号 [雑誌]ヤングジャンプ 2013年 7/11号 [雑誌]
(2013/06/27)
不明

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コンビニ寄ったらヤンジャンあったからチラっと見てきた。

あいかわらず少ないページ数、無闇に細かい描き込み★
遅々と進まないながらも第二の山場?らしき「八つ裂きの刑」が次回からはじまるようだ。

剣で首を切り落とすのもそうだけど
医学的知識がないと狙った効果(受刑者に充分な苦痛を与えたのち確実な死に至らしめる)を得られない、
難しいお仕事><。

まだ経験浅い若きサンソンにその責務が負えるのか・・・・?!




ふと思ったんけど
なんでサンソンはまゆげがないのかなあ?

この作品に最初から感じてた違和感の半分以上はそこにある気がしてきた。

美丈夫なイケメンサンソンを期待してたアテシには
優柔な美少年?でまゆげがない
しかも黒髪なのにまゆなしというのがどうにも腑に落ちないわ><。
(金髪とか色素薄いとまゆげやまつげが無いみたいに見えることはままあるけど)

坂本先生ほどのお方があえてそう描かれるからにはなんらかの理由があるんだろうとは思うけど
表情筋の一番の要素であるまゆげを封じられると
キャラの魅力が減殺されるのはいかんともしがたく・・・。



これから大人になって男の顔が変わることなんかいくらでもあるかもしれんけど
このペースで描いてたらルイの首が落ちるまであとどんだけかかるやら☆ふう。(諦観)

「イノサン」一巻発売!

Lilyさんの記事を読んで
イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)
(2013/06/19)
坂本 眞一

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の発売を知る☆
(記事リンクありがとう♪^^
元々Lilyさんが「サンソン」をとりあげてくれなかったら知らないままだったと思うと感慨深い☆)


うっかり><。アチシったらチェック甘すぎ★


でもこの連載、超長期になりそう?な予感で安易に飛びつけないわ・・!
何度か掲載誌のヤンジャンも立ち読みしてみたけど
載ってない号の方が多いんですもの><。。。。。

まあねえ。
このクオリティの原稿を週刊連載しろ、というのも無茶なのはわかってるし
最近の週刊誌って毎号載ってる連載の方が少ない傾向?みたいだし

でも一号分だけ読んでもさっぱり全容がつかめない(なのに画面テンションはムチャクチャ高い)のが
一巻分読んでもある程度はつかめるのか自信が持てないから
アチシは5巻・・・いやせめて3巻分くらい溜まってから挑ませてもらおうかナー・・・と懸案中★
(Lilyさん他をそそのかしておいて甚だ無責任ですが><)


アテクシの予想では物語のクライマックスは安達さんの「サンソン」を読んだ印象では
ルイ16世のミサを秘密裏に行う、鬼気迫るシーンじゃないか・・・という気がしるんだけど
このペースだとそこまで描くのに10年の余はかかるんじゃね??・・・じゃね?

(つうか連載読む前はファーストシーンはぜってー『貴婦人の糾弾』シーンだと思い込んでたような
的外れなアテシの予想だから全くの根拠ない思い込みに過ぎないケド・・・)




てか、あの細密すぎる絵柄で通常サイズ(B6)だとそーとー視辛そう><。
薄くていいからA5以上で出して欲しかったナ。




ところでコミックナタリーで新條まゆタンが「孤高の人」を語ってるページを発見☆
第四回 コミナタ漫研レポート
意外な取り合わせながら感動ポイントを追認できて楽しかった♪^^
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麗藤ちよこ

Author:麗藤ちよこ
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昭和中期生まれの老嬢が
感動したり興味を持ったりしたことを
節操なくミーハーに書きとめています。
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精神的にお子様な方・シャレを理解なさらない方は進入禁止で★


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