あふれる愛をそそいで/花川戸 菖蒲

あふれる愛をそそいで (アズ・ノベルズ) (アズ・ノベルズ)
(2007/11/01)


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貧乏青年が大金持ちの年上男に愛されるシンデレラ・ストーリィでした☆


王道ハーレクインBL?かと思いきや、
やっぱり花ちゃんの描く攻めは次元の違う変態っぽさ
笑えつつもハートウォーミングでステキでしたわ♪^^


あらすじ
22歳には見えない幼さの蓮は両親と死に別れて頼るものもなく必死に生きてきた。
高卒で就職した会社がつぶれて再就職もままならないまま町の食堂で配達小僧のバイト中、
大切にしていた睡蓮鉢が骨董店のショーケースに飾られてるのを見つける。
生活に困って手放したソレは幸福だった頃の思い出がつまっているが今の蓮には買い戻す力は無い。

水を湛えてこそその美しさが映える鉢が空のまま乾ききってる姿を哀れみ涙を浮かべる蓮を見つめる男・・・。


ハイ、このイケメンが資産家・谷島であり
のちに蓮きゅんと睡蓮鉢を手に入れることになるのですが

蓮きゅんがわずか10万円で手放してしまったこの睡蓮鉢、実は幻の作家の名作で時価数千万は下らない品☆
その鉢の価値と蓮きゅんの価値もキチンと見極めつつ
美術品を愛でるように蓮きゅんも大切に大切に取り扱う様がエロいわ♪^^

そんな品の持ち主だった蓮きゅんも元は裕福な出自だったのですが
70歳の父と30歳の母の間に生まれた蓮きゅんは認知すらしてもらえなかった婚外子で
父の死後は切り売り生活、14歳で母とも死別したあとは
父の縁のものからイヤガラセを受けながらも必死に生きてきたケナゲな子。


咲き誇る薔薇よりも泥の中で清らかな花を咲かせる蓮に惹かれる谷島もまた肉親に縁薄く・・・・
しかし違うのは国内有数の資産家であり
いままで恋した相手にはことごとく「金持ちすぎる」ことを理由に振られてきた男だった・・・!


んな、アホな☆^^

いや、お金は誰しも無いよりはあったほうがいいとは思うけど
ささやかな幸せを求める娘さんには無用の長物?
つうかボランティアが趣味みたいに見える攻めは
いくらイケメンでも同情からくる庇護欲のようにしか見えなくて身を引かれまくったみたいよ?^^


そんな痛い経験を繰り返してきたもんで(ましてや男の子は初めてだし)
慎重に?身元を隠して受けに接近。
お互い本気になったところでバレちゃって修羅場!!><。。。

両親の思い出が残るあばら家(元は茶室)は台風で屋根吹っ飛ぶわのてんやわんや。



大金持ち過ぎて浮世離れした変人攻めなりに真摯な愛をアピールして
蓮きゅんの愛を取り戻すまでの必死さがおかしかった☆^^

蓮きゅんのおぼこさと攻めのやらしさの対比もよかった♪

・・・そして睡蓮鉢に秘められた運命?も鮮やかに、
家族同然の攻め家の使用人たち・受けのバイト先の人たちの温かさといい
メルヘンのように甘いのにご都合に感じない整合性が花ちゃんマジック!!^^



大人のメルヘンやねえ♪よかった!!^^
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ホテリアは寵愛される/花川戸菖蒲

ホテリアは寵愛される (プリズム文庫) (プリズム文庫)
(2011/11/22)


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花ちゃん先生のノベル、イラストは宝井さきさん♪・・・と
大好きな取り合わせながらしばらく積んでました><。

なんかざっとあらすじ(&エロチェック)したら
純情なホテルマンが遊びなれた?お客に翻弄されっぽいお話で
対等じゃない恋愛関係って好きじゃないから食指動かんくて★
(むしろ受けが尻に敷く位じゃないと!^^)


清純な受けがスーパー攻め様に摘み取られるお話ってある意味BL(ハーレクインタイプの?)の王道かもしれんけど
何よりも大切なバージンを捧げたんだから一生幸せにしてよね」みたいな傲慢を感じると萎えまくるアテシなの。イヤン!><。




でもさすがの花ちゃん!
読んでみたら予想外の読後感の良さでちた。^^むひょひょ☆




拒絶できない立場の使用人を口説いてしまうVIP攻め・黒瀬はパワハラ風味のけしからん男だと思いますが
23歳のぴちぴちコンシェルジュ・明純(あすみ)は
お客様に喜んでいただくことを無常の喜びとする根っからのサービスマン。
癒し系の微笑みを初期搭載したステキな子。
仕事ではまだ未熟なところもあるけれど自分にできることはないかといつも精一杯をみせてくれる好青年です♪

黒瀬はそんな明純が働く超一流ホテルのスイートに毎月のように泊まるスーパーエリート。
米国在住の経営コンサルタントで有能な美貌秘書・佐々江と共に大型買収などに辣腕を奮っています。

そんな黒瀬のささくれた心をなごませてくれる一輪の花のような存在が明純だったのです・・・・。



ネタバレを言ってしまうと

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愛を囁くピアニスト/花川戸 菖蒲

 (プラチナ文庫)愛を囁くピアニスト (プラチナ文庫)
(2012/07/10)


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魅力的な変人攻めを描かせたら花ちゃん先生の右に出る者はおられませんなあ☆^^


今回は王子様のように浮世離れした美貌のピアニスト×若武者の風貌の純情な花屋の倅・・・です♪

優美なピアニスト・桜若(さわ)にひとめぼれした北川。
男でもあれだけキレイなら抱ける!・・・と思ったが気付いたら自分が抱かれていて・・・・?



ハイ、ちょっとそこらへんが侘びとエロスのお稽古とかぶりすぎてね?と思ったけど
サワさんの「うふふ」と微笑みながら全てを征服してく様がステキのした!^^
お花やさんで毎日働く北川は結構重たいものも持つし筋肉もキチンとついてる若者ですが
それを易々と組み敷くピアニストという蛮族☆(なんとなく「イブの息子たち」のヒース思い出した^^)

・・・といってももちろんムリヤリなんかじゃないですよ!
「男ははじめて」という北川に優しくレッスンしたげてる、というスタイルから
「君はとても感度がいいから、君が官能に酔いしれる姿が見たいから」と最後までいたしてしまったことを言い訳★
「もちろん君が僕を抱いてもいいのだよ?・・・同じ位感じさせてくれるなら」・・・ってハードル高っ!!
(つまり主導権を譲る気はない、と?^^)


サワが有名ピアニストであり世界的な作曲家であることさえ知らなかった北川は
しがない町の花屋の倅であることに引け目を感じます><。

就職した友達からも「お前はいいよなあ」、なんて言われますが
自営業は自営業で大変なんだよっ!・・・てゆうストレスも溜まって★



サワとはラブラブなんですが
浮世離れで天然なサワの行動が理解できず
自分はただの遊び相手では・・・・?とグルグル悩む。
・・・そして一夜のアヤマチ?を・・・・


おしおきサワさんが北川を虐めるときも「うふふ」で楽しそうに狂うほどの快楽を味合わせるシーンがド素敵どした♪^^

北川がお花に感応する体質?で
ある「幻の花」にだけ欲情したことがあり
その花の化身?ぽくサワさんが描かれてるところもロマンティックどしたわ~♪♪



花ちゃんのお話は基本ハーレクインのようでその実しっかり現実に根ざしてるというか
この作品の中にも働く読者へのエール?と思える部分や
花の薀蓄、自由業のタイムテーブルやらショーの段取りなんかの描写がしっかりしてて
だからこそ物語がひきたてられてるように感じました♪^^


ん?
変人攻めっていうか王子様みたいのが実在したら常識人からしたら変人と呼ばざるを得ないのかしら?むむ!


花ちゃんのお話は楽しいから好き♪^^

ずっと、愛してた嘘/花川戸 菖蒲

 (リリ文庫)ずっと、愛してた嘘 (リリ文庫)
(2011/07/12)


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いじめの描写があるBLは苦手やけぞ
花ちゃん先生のはプレイ要素高い?・てか
本当にはイヤがってないので犬も食わないアレみたいなもんですな☆^^勝手にしなさい♪



あらすじ
王子のような甘い美貌の大学生・悠人はその昔肥満児のいじめられっ子だった><。
悠人を「ブタ」呼ばわりしていた叡一に性的いやがらせをされ、
登校拒否から両親の離婚まで至ったのは叡一のせいだ・・・と恨み続けていた★

合コンで再会した叡一は悠人を口説いてきて
自分に夢中にさせてからズタズタにして捨ててやる・と計画する悠人だったが・・・?



ハイ、母方の苗字になった受けは攻めが自分と気付いてないと思ってますが
ずっと受けを探していた攻めは過去を無かったものとしたほうがうまくいくかとダマされたふり・・・。
計画通り暴言とともに攻めを捨てた受けは就職に失敗して攻めを頼らざるを得ない状況に成り
攻めは受けにホワイトゴールドの首輪をつけ、ペット扱いで虐待する・・・><。

この首輪がね、「無駄吠え防止装置」機能つきという。^^
犬にだって残酷すぎる、と言われるシロモノを愛する受けにつけてしまう攻めの不器用すぎる愛情表現モエ!
「どうせオマエは欲しい言葉はくれないんだろう?」と声を出すことも許されず
意思表示は首を振るか頷くか、オネガイはキスで表現するしかない受け。(うひょ♪^^)


はーい、肥満児だったころから受けに夢中だった攻めなんですが
(肉付きに埋もれた美貌にはじめから気付いてた?)
子供じみた独占欲はいじめのような言動でしか発現できなかった・と。

そして受けも、校内の帝王だった攻めを・・・意識せずに誘惑していた?
玩具のように抱かれてしまうことを畏れ逃げ出した過去★


タネ明かしされたらなあんだ、てモンですが
傍から見ていた秀才の梓からはバレバレでしたが^^
そのときに忠告されても本人たちは自分の気持ちを認められなかっただろう・と。


(ンもー、そんな行き違い?で受けバージンが他の男のものになったなんてモッタイナイ!)

美人だし男性経験も少なくはなかった?らしい受けを
ケガレなき天使みたいに思い込んでるぽいのに「ブタ」とか「犬」とか呼んで
でも抱くときは丁重すぎる落差モエもありーの・・・☆^^


受けを好きすぎて会社興して年商数億レベル、
受け母も含めて養ってく覚悟の攻めの甲斐性がありすぎてクラクラしまったが
奨学金受けてまで経済学部卒のスキルを身に着けた受けを専業主婦?同然の管財人に、て惜しくね?

熱愛監禁タイプですな!
恋は異なもの・・・でござりまする☆ほほ^^♪

侘びとエロスのお稽古 /花川戸 菖蒲

(二見書房 シャレード文庫)侘びとエロスのお稽古 (二見書房 シャレード文庫)
(2011/03/23)


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調香師の香る罠(天才パヒューマー)、
不道徳なプリンシプル(カリスマテディベア作家)に続く
先生シリーズ?第三弾ですわ☆^^(茶道のイケメン若手師匠)



茶道が舞台のBLって無いではなかったけど
ここまでちゃんとお手前描写とか裏事情?とかキチンと書いてある作品ははじめてで感動した♪^^
(てか、取材なしでここまで書けるってことはお身内に関係者が!?)


お話自体もとっても楽しくて夏水りつさんのイラストもぴったりなエロでかわいいBLでいた☆^^むほっ!



あらすじ
社会人2年目の宮瀬聡維は23歳。ふとしたきっかけでカルチャースクールの茶道教室に通い始める。
その講師・久野抱一は聡維の好みドストライクの和服美人だった!!
時に優しく時に厳しく、唯一の男性生徒である聡維を指導してくれる久野。
そんな久野を夜毎の妄想のオカズにしてしまう聡維だったが・・・・?


ハイ、ゲイの自覚のある聡維ですが経験はまったく無しのDTの分際で^^年上美人の久野を攻める妄想(野望?)を☆

そんな聡維を手玉に取っちゃう久野が手のひらで転がす様がいとをかし♪^^
もちろん受け攻め逆ですよ。
聡維が妄想したとおりに(逆に)攻めてあげてます。
精神的リバ?というか一粒で二度美味しい構造になってます☆^^のほほ。

最後はすっかりかわいい若妻状態?にされてますが
10歳の年の差と夫婦?にして師弟、という状態の不安定さからくるストレス?で爆発しちゃう聡維><と
そこからの仲直りまでの久野の誠実さがとっても良かったわあ・・・!

そしてなにより和服を乱してコトに及ぶ、
あ~れ~♪な、町娘バージンエロスシーンと
仲直りの初釜→姫はじめエロスシーンで着物えっちを満喫しられるのがサイコーですわね☆



おぼこ受けが年上男に翻弄されるのってBLの主流?ではあるけど
なんかアチシは攻めまかせにしてる受けって好きじゃなくて。

でも花ちゃん先生のおぼこっ子は打算を感じさせないから?
攻めが強引なだけじゃないから?・・・・自然に顔がほころんでしまうほど大好きなんどす。^^


おいしいお抹茶がいただきたくなりました♪
(インスタント抹茶オレくらいしか用意でけへん・・・><。)
プロフィール

麗藤ちよこ

Author:麗藤ちよこ
ちよこのブログへようこそ!

昭和中期生まれの老嬢が
感動したり興味を持ったりしたことを
節操なくミーハーに書きとめています。
主に読書日記。(腐傾向・雑読)

きわどい話題もありますので
精神的にお子様な方・シャレを理解なさらない方は進入禁止で★


伏せコメントと拍手コメントは基本的に一人で見てニマニマします。通常コメントには全レスを心がけております☆
空拍手が一番嬉しいので気軽にぱちってくださいな♪^^
(過去記事への拍手も大歓迎!)

記事・本文のリンクはご自由に。
報告不要で貼ったり剥がしたりしてくださってかまいません。



座右の銘というか目標は
『面白きこともなき世を面白く・・・』
楽しんだもの勝ちで☆^^

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