NYで大成功した日本人から学ぶ 億万長者になる7つの鉄則/大根田勝美

NYで大成功した日本人から学ぶ 億万長者になる7つの鉄則 (朝日新書) (朝日新書)
(2013/01/11)


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その自伝を以前読んで、「こんな方がおられるんやなぁ・・・」と驚き
ビジネス書?を出されてることを知って読んでみる☆



「自分は凡才でしかないし、誰にでもできることをしてきたに過ぎない」、とおっしゃる大根田氏ですが
ひとつひとつはそうであったとしても
つぎつぎに変わっていく状況の中、事態を打開するするためにどんどんと工夫を怠らずアイディアを出し・・・・
というのを何十年も続けてこられた時点でソレを凡才とは言えんのじゃ・・・?てオモタ。


一所懸命がむしゃらにやるだけのことを努力と思ってはいけない。
それはただ他人と同じことを時間をかけてやってるだけかもしれない。





オリンパスのトップセールスマンを経てM&Aという手法で巨万の富を築いた大根田氏。

最大の勝因はユダヤ系のやり手交渉人?と手を組んだことだと思うんけど
それ以前のケタ外れの努力と徹底的にニーズをリサーチして顧客に何を求められているかを常に考え
自分にできることは細大漏らさず実行してきた努力家です。

幸運やタイミングはあると思いますが
幸運はそのチャンスを掴むための努力を積み重ねてきた者により多くの機会を与える、という事でしょう。





飢えを知っているからこそ上昇志向を目指し
医療過誤で19歳のときに胃の2/3を失ったからこそオリンパスで胃カメラの技術に熱意をもって取り組んだ大根田氏。
相手が望むことを常に先回りして時間は厳守し
勤務時間外であってもすぐに駆けつける姿勢はビジネスの上での信頼を築いてきたわけですが


アテシ個人の考えではお金は少しあればいいし
休日の二度寝はお金に替えられない幸福なのに
それを犠牲にしてまで得たお金で何がしたいわけでもないなら
なにも無理してリッチになる必要なくね?・・・って。


まあ貧しいよりは豊かなほうがいいけど
そのモノサシはお金だけでは計れないよねー・・・って。(負け惜しみも上手に言えれば勝者気分?^^)







「本格小説」のなかで東太郎が借りたリンガフォンテープを一週間で返却して
「すべて覚えてしまったので・・・」というシーンがあったけど
それに近い集中力と行動力?を発揮した大根田氏だからこそアメリカンドリームを掴めたんだろうけど
身に過ぎた金を得たがために身を滅ぼしてきた人間も枚挙に暇がないかと><。


大根田氏は成功者だけど自分以外のやりかたを知らないことは他の誰とも同じとも言えるから
ちょっとコツを聞いたくらいでは人生の糧にはならんよなー・・・と思ったり。
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母の遺産―新聞小説/水村美苗

母の遺産―新聞小説
(2012/03)
水村 美苗

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読んだよ!


美苗たんを知ったきっかけ作品でもあり、
途中(第10回)から読み始めたからその導入部も気になってたし
最終回が3.11災害のおかげでのびのびの果てに4/2になってようやく掲載されたものの、
あまりにもそれまでの流れをぶったぎる結末やったので><
単行本発行時にはどう落とし前をつけてくれるのか・・・?が気になってた☆


ざっと見たら結末も見出しもさほど変わってない雰囲気だったけんど
通して読んだらかなり印象が違ってて
たぶんちょっぴり書き足した?部分はあるっぽいんじゃけど
(ワタシが読み落としてただけ・という可能性も否定できず・・・)
筋書きもテーマもそのままなのに、ぐっと説得力が増してるつうか
かといってくどくどしい付け加えがあるわけじゃないしソリッドな印象です☆^^


多分書き足しは西洋かぶれ?の桂家の寂しいお正月のシーンと
離婚を決意した美津紀が妻を亡くしたばかりの松原氏との名刺交換→後日それを自ら破棄するシーン。
あとラストの天災後にようやく母を許す気持ちになったシーンも・かな?

これがあることですごくすごく深みが出た☆


お正月シーンのうら寂しさのなかに
日本人がやたらに西洋のものをもてはやしすぎたことを非難する
「日本語が滅びるとき」にも通じる美苗たんの主張も盛り込まれた感。

松原氏との恋の予感?を期待しとったのに
スルーされたのが物足りなかったけろ
熟年恋愛はあえて回避されたけんど、それを美津紀たん自身が選んだかどうかって大問題ですもの☆^^



そして母の死でようやく母の生き様を許すことができた娘の心境に激しく感情移入☆



どんな娘もその母を恨みながら生きるのだろうかというところに胸を突かれた><。



ちよこの亡母は菩薩様のような女性やったけど
愚かな娘だったアチシはロクデナシの父親より母を恨んでいたから・・・。
(晩年は仲良くできたからまだ良かったけど)


どんなに恨んだ親であっても
死んでくれたら大概許せる構造?になってるのかな。

記憶補正もあるし
自分が大人になるにつれ親たちも万能の神でないなりに精一杯生きたことを認められるようになるんやろうね・・・。





新聞連載中はつぎつぎ出てくる新事実?に翻弄されたけど(それに惹き付けられた)
その後美苗たんちのご事情やママンやお玉婆さんの生き様を知って
小説以上に奇なる部分のほとんどが実話だったことを知った今、
あらためて面白くかつ読み応えある作品だったと感銘しました☆☆

美苗たんはモノ凄い作家だ!ううむ☆

『母の遺産』 出てたのね

母の遺産―新聞小説母の遺産―新聞小説
(2012/03)
水村 美苗

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いや~ん、いつのまに!><。



3.11震災直後に最終回で
毎週楽しみにしてた小説のラストがとってつけたよう?・・・な印象だったから
きっと単行本出版時には書き直すか書き足すかしてくれるに違いねえ!!(鼻息)、と確信してたのに
レビューを読むとラストはあのままみたいね><。そんなあ!


同じ読売に連載されてた町田康の「告白」は連載期間で終わらせられなくて?
半分ほども書き足して出版されたと伺ったのに。(それもプロ作家としてどうか、と思うが^^)
そういえばまだちゃんと読んでないや、コッチ先読もうかな??




すずしろ日記の感想のところで書いたけろ
「母の遺産」は山口晃さんの美麗絵に惹かれて読み出したんやけど
単行本には収録されとらんのだろうなあ><。
豪華本で収録してくれたらソッチを買うのになあ!


でもはじめの方を読み逃してるし
「胃ろう」の残酷さを知ったのもこの小説だったし
なるべく早く読みたいナ☆

日本語で読むということ

日本語で読むということ日本語で読むということ
(2009/04/22)
水村美苗

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美苗たんのエッセイ集。

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
(2008/11/05)
水村 美苗

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よりさらっと読みやすかった。
↑は言語としての日本語を論じてなんらかの結論をだそうとしてるものだからね★


「読むと」の方は美苗たんがいままで読んできた本への感謝?感動が語られてるので
その本を読んだことがなくってもそーゆー内容なんだ、美苗たんはそう読んだんだ☆と興味深かったッス!^^


ママンの書いた「高台にある家」を一読者として、
また赤字添削した身として語ってるのが大変興味深い。

節子ママ70代にして書いた処女小説、あまりにもおもしろくかつ読みやすく、
それでいてやっぱり美苗たんと通じる雰囲気?の文章なような気がしてたけど気のせいじゃなかったのね☆


美苗たんの文体?は諧謔的で謙譲に見せて皮肉が感じられたり
読んでてとても楽しいなあ♪好き好き!


同時刊行の
日本語で書くということ日本語で書くということ
(2009/04/22)
水村美苗

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もこれから読むます☆

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
(2008/11/05)
水村 美苗

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思ったよりお堅い内容らったので飛ばし飛ばし読んだ☆


おらがこの本を知ったレビューがわりと手厳しいものだったんだけろ
美苗たんの憂国の士っぷりつうか
国外から見た日本語文化に対する警告?かなー。


べつに亡んだってしょうがないじゃん?
亡ぶのは別の言語が台頭するからなんだし・・・
すぐにはだいじょぶだよ!!って下々なアチシは思ったりするけろ


現在でもライトノベルとかしょーもない本しか売れてない
明治の文豪たちの高踏な小説の価値が忘れ去られつつある現状へのいらだち?



日本から切り離されそれらふるい小説の世界に引きこもってた美苗たんだから
日本語の特殊性・世界における日本の文化の異色性が見えるんでしょうなあ☆



文化のガラパゴスみたいなもんか。

本当のガラパゴスも観光地化してゴミ問題とか大変みたいけど
同じようにインターネットで一瞬につながりあえる技術が発展した今
特異性を保ち続けるのは難しいんじゃないかのう?



ん?続編(?)もあるのかえ
日本語で書くということ日本語で書くということ
(2009/04/22)
水村美苗

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日本語で読むということ日本語で読むということ
(2009/04/22)
水村美苗

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理屈の部分は難かったけろ
人物描写(米大学に招待された各国の作家との交流・観察)の部分が
自分も含めてカナリ辛らつなのが笑ったんだけど

ツンデレ?な皮肉表現ってかわいいと思うんちゃ☆^^
美苗たんはカワイイなあ!
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麗藤ちよこ

Author:麗藤ちよこ
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昭和中期生まれの老嬢が
感動したり興味を持ったりしたことを
節操なくミーハーに書きとめています。
主に読書日記。(腐傾向・雑読)

きわどい話題もありますので
精神的にお子様な方・シャレを理解なさらない方は進入禁止で★


伏せコメントと拍手コメントは基本的に一人で見てニマニマします。通常コメントには全レスを心がけております☆
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